コンシューマー(to C)ビジネスって何だろう③ ~コンシューマとシステム~
社会人2年目になり、携わる新規事業であるコンシューマー向け(to C)ビジネス(サービス)に関して、更にサービスを前線させるために改めて考えを整理した内容です。

次に「コンシューマとシステム」について考えてみる。

前回、
「どんなに高機能(特許、世間を騒がす最新の機能)であっても、コンシューマがそこに必要性を感じなければ、またターゲットとする人のITリテラシーにマッチしていなければ、全く使われない機能になる。むしろ邪魔である。」
と記載したが、高機能なものがいけないというわけではない。

使うターゲット層によって使い分けるべきであると思う。

・システムの世界に慣れている人を対象にしたものであれば高機能でなければ逆に使いづらいものになる。
・システムの世界に慣れている訳ではないが、ある事象を行う(達成する)にあたって、その手段がシステムしかない、といった人を対象にしたものであれば多少手間であってもシンプルにすべきである。
(他にもあるかもしれないがひとまず2択で考えてみる。)

そのため、

「システムを使っているから⇒システムに慣れている」

とはならない、ということを忘れないようにしよう。

ここを履き違えると、ターゲット層にマッチしないシステムが出来上がってしまう。

そういえば、過去にmixiが大幅リニューアルしてかなり不評になった記事を思い出した。
『機能』と『デザイン』についてかなり叩かれていたようだ。

そのようにした本当の真意は分からないが、完全にその時のターゲット層(利用者)を無視したものになっていたらく、その際にユーザー数が減ったとの記事を見た。

大手だからといっても、超人気があるからといっても、宗教的に崇拝しているコンシューマがいるといっても、

 ・・・

やっぱりコンシューマの求めるものにマッチしていなければ、コンシューマは離れていくものですね。
(ただ、コンシューマが求めているものを、そのまま作ればよいかというとそれも違いますが。)

どんな状況にあったとしても、そこを見失ってはならない。

 『誰のための物づくりをしているか』

ということを。

コンシューマー(to C)ビジネスって何だろう⑤ ~コンシューマとシステム3~

コンシューマー(to C)ビジネスって何だろう② ~コンシューマと会社~

プロフィール(当メディアの運営者 兼 筆者)

保育園協会の園長から「ITで保育業界を変えたい」と相談を受け、保育士と協力し合い、保育以外の業務を自動化し、保育士が保育に専念できる環境を創り上げる。

そして、保育の現場で子ども達の個性=無限の可能性を育む環境に関る中で、大人社会でも同様のことはできないかと考え始めたところ、「こどもも大人も凸凹(違い)を認め合える社会」の実現を目指すNPO法人オトナノセナカに出会い参画する。

現在はNPO活動と並行して、フリーランスエンジニアとして自分が得意とする「IT」x「教育」x「子育て」の分野を中心に活動を開始する。様々な人がお互いを認めて高め合い、創造性が渦巻く楽しい世界を目指して。

プログラミングレッスン・教室、IT研修・教育、ITコンサル・マーケティング、IT(技術)相談・支援、システム開発(WEB・スマホ)、保育園IT化、子ども・子育て関連事業など