【カンブリア宮殿:SPI(エスピーアイ)】「年を取っても旅したい!不可能を可能にする、高齢化時代の旅行のプロ」を見て思ったこと
アニコムホールディングス 「年…
次に「コンシューマとお金」について考えてみる。
第1回目でも述べたが、自分が考える「コンシューマとお金」については簡単には以下のような感じであるである。
・どんなに安い(5円とか10円とか)ものであろうが、コンシューマはそこに価値を見出せなければ頑なにお金を支払わない。
・どんなに高い(5千円とか1万円とか、更には10万円とか)ものであろうが、コンシューマはそこに価値を見出せば簡単にお金を支払う。
※但し、ここで指す「お金」とは『必要経費』を除く、プラスアルファとして『娯楽経費』のことである。
だったら、価値のあるものってなんなんだろう。
おそらくそれはシンプルに言えば、
『自分では手に入れることができないモノ』
ではないだろうか。
そして、「手に入れられないモノ」についても色々な種類がある気がする。
例えば、パソコンが欲しいが、パソコンのことを良く分かっていない一般人に普通のスペックのパソコンを「10万円で買いませんか」と言ったとき普通に買うだろう。
逆に、ある程度パソコンの有識者で技術を持っている人であれば、「そのくらいのスペックであれば5万円で自分で組んだほうがもっといいものできるわ」と思うだろう。
⇒パソコンの原価自体は5万円程度であっても、それを手に入れるための術を持っていない人の場合、その『技術』に対しては価値を感じるものである。
例えば、どうしても3時間後に東京から大阪に行かなければならないといった人がいれば、「その区間のチケットは3万円です?」と言っても普通に買うだろう。
(もし、その行かなければならない理由によっては(かつ、満席だったとした場合、)10万円でも買うだろうね。)
逆に、時間にゆとりのある人であれば、「3万円もするなら、新幹線(もしくは車)で移動するからイイヤ」ってなるだろう。
⇒普通であれば、時間というお金がかからないものであっても、その時間を操作する必要がある(迫られた)場合、その『時間』を操作する術に対しては価値を感じるものである。
※ここでは時間の短縮というところに焦点をあてたが、逆に、待ち合わせなどで時間が空いた際に、漫画喫茶などで時間を浪費するというケースの価値もある。
「~カラットのダイヤを50万円で買いませんか」と言ったとき、そのカラット数のダイヤをプレゼントやアクセサリー用で探している人であれば普通に買うだろう。
⇒それがただの石ころであったとしても、人気がありそれが普通では手にいれることができない『モノ(希少性)』に対しては価値を感じるものである。
例えば、「子供が生まれた瞬間の写真を買いませんか?」と言ったとき、1万円を出してでも買う人は多いのではないだろうか。(※前提として個人の撮影を禁止しているとする。)
逆に、路上で歩いている子供の写真を勝手に撮影されて、両親に対して「この道を歩いている写真を10円で買いませんか?」と言ったとき、誰も買わないだろう。
「そんなの自分で撮影するわ、ボケ」と思う人がほとんどだろう。
(むしろ勝手に撮影するなってキレられるのがオチ。)
⇒もう現在の世の中で写真自体は10円くらいで印刷できるにも関わらず、もう二度と手に入れることができない瞬間の『想い出(記念)』に対しては価値を感じるものである。
「価値」に関して考えれてみれば、その他にも『娯楽(エンターテイメント)』、『歌(ファン)』、etcがある。
Facebookで【ビジネス】に関する最新情報をお届け!!
コンシューマー(to C)ビジネスって何だろう⑦ ~コンシューマとお金2~
コンシューマー(to C)ビジネスって何だろう⑤ ~コンシューマとシステム3~
保育園協会の園長から「ITで保育業界を変えたい」と相談を受け、保育士と協力し合い、保育以外の業務を自動化し、保育士が保育に専念できる環境を創り上げる。
そして、保育の現場で子ども達の個性=無限の可能性を育む環境に関る中で、大人社会でも同様のことはできないかと考え始めたところ、「こどもも大人も凸凹(違い)を認め合える社会」の実現を目指すNPO法人オトナノセナカに出会い参画する。
現在はNPO活動と並行して、フリーランスエンジニアとして自分が得意とする「IT」x「教育」x「子育て」の分野を中心に活動を開始する。様々な人がお互いを認めて高め合い、創造性が渦巻く楽しい世界を目指して。
プログラミングレッスン・教室、IT研修・教育、ITコンサル・マーケティング、IT(技術)相談・支援、システム開発(WEB・スマホ)、保育園IT化、子ども・子育て関連事業など
スポンサーリンク