海外送金手数料が数円!? ~簡単に安い価格で送金を可能にするビットコイン~

革命的な新技術、仮想通貨の最前線

進学や単身赴任、また高齢の親へと、仕送り送金を行う機会は増えてきています。
その時に気になるのが「送金手数料」です。
特に、グローバル化が進む現代では留学する子どもが増える一方、海外送金の際の手数料は高額で、ハードルが高いイメージがあります。
そこで便利なのが、仮想通貨を用いた送金方法です。
簡単・安い価格・迅速」な仮想通貨を用いた送金、その最前線を紹介します。

仮想通貨「ビットコイン」とは?

ビットコイン」は、紙幣や硬貨が存在しない「仮想」の通貨で、インターネット上で管理され、電子決済にて使用できるように作られています。
円やドルと同じように、ビットコインという通貨が通じる間柄であれば、世界中で使用できる次世代の通貨です。

二年前、取引所の一つであるマウントゴックスの経営破綻により、インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」はイメージが悪化しました。
しかし、今年に入って政府が仮想通貨を決済手段の一つに位置付けることを決め、再注目を浴びています。

数千円が数円に!ビットコインで海外送金手数料を節約

海外送金の従来の仕組み

海外へ送金するときに気になるのが手数料です。
10万円の仕送りの場合、ゆうちょ銀行だと2,500円の送金手数料が掛かり、さらに受け取り側でも別途受取手数料が掛かります。

海外送金従来の仕組み
引用-WBS(2016/3/17)

このように一般的な海外送金は、複数の金融機関を経由するため、数パーセントの手数料を支払うのが一般的です。

安い海外送金を実現するビットコインの仕組み

それをビットコインで行えば、アプリ会社へ支払う手数料、6円だけで済むと言います。

ビットコインの送料
引用-WBS(2016/3/17)

ビットコインでの送金は、既存の金融機関を経由しない「直接送金」です。
直接会って財布からお金を支払うのと同じように、相手へ直接送ることができるため「迅速・安い価格」な送金が可能となるのです。

ビットコインの仕組み
引用-WBS(2016/3/17)


ビットコインウォレット(財布)の中で管理されます。
ウォレットとは、銀行口座のようなもので、ビットコインを利用するすべての人はウォレットを作成し、その中にビットコインを保存して、決済に利用します。
ウォレットは長い文字列で表現されるメールアドレスのようなものです。
しかし、そのままでは覚えにくく、個人間の送金が難しくなるため、一般的にはウォレットIDを短縮したコードや、QRコードに変換して交換します。

そのQRコードを専用アプリに読み込んで、金額を入力し、送金ボタンを押す
たったこれだけで、10分もしないうちに自分のウォレットから相手のウォレットへ、安い手数料で直接送金が行えます

ビットコインQRコード
引用-WBS(2016/3/17)

ビットコイン 海外送金入力
引用-WBS(2016/3/17)

ビットコインが世界を救う?~募金活動への流用~

ビットコイン専用アプリ、コインチェックを開発したレジュプレス社では、この送金機能こそがビットコイン最大の特徴と捉え、新しい市場の開発に取り組んでいます。
特に今までは手数料の高さがネックとなっていた海外送金においては、簡単・便利・迅速な送金が少額でも安い価格で行えるビットコインは有効な手段です

レジュプレス社では、コインチェックを用いて、NPOなど8団体に対して、寄付を行う仕組みを提供しています。
海外の貧しい子供たちへの支援、自然災害の被災地への募金なども、ビットコインなら世界中どこからでも、少額を手数料無料で可能にします。
このように、募金活動の可能性を広げるビットコインは、支援の新しい形となっていくかもしれません。

ビットコインのこれから

仮想通貨の登場によって、これまでの通貨の仕組みが変わる可能性があると言います。
利便性の高いビットコインが普及していけば、一般の人もこれまでの銀行の送金システムを使わずに、仮想通貨を使うことは十分考えられます
しかし、既存の金融機関も仮想通貨の脅威にただ怯えているわけではなく、銀行内で仮想通貨の仕組みを作り、国外だけでなく国内での取引にも応用しようと動き出しています。
アメリカのシティ銀行、バークレーズ、ゴールドマンサックスなど国際金融機関40行は15年9月 仮想通貨の研究会を発足しました。
この研究会には日本のメガバンクも参加しています。

また、日本銀行も新組織フィンテックセンターの発足を発表しました。
これも仮装通貨の存在感が増してきていることが影響していると考えられます。

新興企業は手数料の安さで勝負を挑み、銀行も仮想通貨の仕組みづくりに乗り出し、国や中央銀行など公的機関も仮想通貨への関心を寄せ始めています。
革命的な仮想通貨の技術を巡り、社会が大きく動き出しました。

既に60億ドル、1200万人が利用している仮想通貨は、この先さらに拡大していくものと考えられます。

最後に

自分の周りを思い出してみるだけでも、海外在住の知り合いが数名、留学経験者となると数えきれないほどです。
今の日本で普通に生活していると、まだ海外に送金を行う場合ぐらいしか利便性を感じない仮想通貨ですが、この先普及が進んで行くと海外旅行の際に、現地の通貨に両替しなくて済む日が来るかもしれません。
仮想通貨の利便性をしっかりと享受していくために、これからの動きを注意深く見守っていきたいと思います。

参考-WBS(2016/3/17)
参考-bitFlyer ビットコイン(Bitcoin)とは?

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プロフィール(当メディアの運営者 兼 筆者)

保育園協会の園長から「ITで保育業界を変えたい」と相談を受け、保育士と協力し合い、保育以外の業務を自動化し、保育士が保育に専念できる環境を創り上げる。

そして、保育の現場で子ども達の個性=無限の可能性を育む環境に関る中で、大人社会でも同様のことはできないかと考え始めたところ、「こどもも大人も凸凹(違い)を認め合える社会」の実現を目指すNPO法人オトナノセナカに出会い参画する。

現在はNPO活動と並行して、フリーランスエンジニアとして自分が得意とする「IT」x「教育」x「子育て」の分野を中心に活動を開始する。様々な人がお互いを認めて高め合い、創造性が渦巻く楽しい世界を目指して。

プログラミングレッスン・教室、IT研修・教育、ITコンサル・マーケティング、IT(技術)相談・支援、システム開発(WEB・スマホ)、保育園IT化、子ども・子育て関連事業など