パラダイムシフトがもたらすもの

先日、AWAのリリースでストリーミング音楽配信に注目が集まっていた中、今日、それを追従する形でLINE MUSICがリリースされた。

AWA、LINE MUSICそしてApple Musicと、ストリーミング音楽配信業界が一気に戦国時代に突入。

(spotifyは1年前から来る来る来る・・・・
 と言われ続けて結局、日本に上陸しないまま、先に上記3サービスが上陸。)

ただ、AWAの参入と違い、
LINEという学生層にも多く認知・利用されているプラットフォームの参入は、
音楽業界に更に大きな波=パラダイムシフトを巻き起こし、加速させる可能性が高い。

(ただ、ベーシックプラン(30日間500円、20時間まで)が学生にどう受け入れられるか。)

そして、
言うまでも無く、音楽業界にとどまらず、
インターネットやITの著しい進化によって、近年、あちこちの業界でのパラダイムシフトが起きている。

・出版業界:WEBメディアの台頭による紙媒体への影響
・家電(量販店)業界:価格比較サイトの台頭による実店舗への影響
・音楽業界:ストリーミング配信の台頭によるCD/DVDへの影響
・映画(映像)業界:同じくストリーミング配信の台頭による映画館などへの影響
・郵便:メール・SNSの台頭による郵便物への影響
・IT業界:クラウドワークスのようなSAASやAWSなどのPAAS、IAASなどクラウド関連による制作業界やサーバー業界への影響

などなど。
あげていけばキリがない。

パラダイムシフトは需要者(ユーザー)側に大きな利益をもたらす一方で、供給者(企業)側にとっては存続の大きな脅威になる。

ただし、供給者側にとってパラダイムシフトが脅威のみかというとそうではない。

何もしなければ(時代の変化に対応できなければ)確かにパラダイムシフトは脅威となるが、常に感度を張り、変化をキャッチし、柔軟に対応・適応(進化)できれば、そこには大きなビジネスチャンスがあるという側面も持っている。

なお、近年は、
パラダイムシフトにグローバル化も混ざっているので、脅威の面も大きくなる一方で、少ないリソースでも大きなチャンスを掴めるという面もある。

プロフィール(当メディアの運営者 兼 筆者)

保育園協会の園長から「ITで保育業界を変えたい」と相談を受け、保育士と協力し合い、保育以外の業務を自動化し、保育士が保育に専念できる環境を創り上げる。

そして、保育の現場で子ども達の個性=無限の可能性を育む環境に関る中で、大人社会でも同様のことはできないかと考え始めたところ、「こどもも大人も凸凹(違い)を認め合える社会」の実現を目指すNPO法人オトナノセナカに出会い参画する。

現在はNPO活動と並行して、フリーランスエンジニアとして自分が得意とする「IT」x「教育」x「子育て」の分野を中心に活動を開始する。様々な人がお互いを認めて高め合い、創造性が渦巻く楽しい世界を目指して。

プログラミングレッスン・教室、IT研修・教育、ITコンサル・マーケティング、IT(技術)相談・支援、システム開発(WEB・スマホ)、保育園IT化、子ども・子育て関連事業など