子供とスマホ ~子供とスマホの関係に関する調査結果のまとめ~

子供とスマホの関係に関する調査結果のまとめ

子供とスマホ(スマートフォン)の関係に関する調査結果をまとめました。

  • 子供にスマホをいつから持たせても良いか
  • 子供(小中学生)のスマホの所持状況
  • 子供にスマホを持たせた理由
  • 子供のスマホの利用内容

子供にスマホをいつから持たせても良いか

※以下の参考データは、2013年2月22日時点に公開されたものになります。

アンケート実施日時:2013年2月8日~2013年2月14日/有効回答数:3,680

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引用:@nifty

考察

  • 中学校への入学(中学1年生)、高校への入学(高校1年生)というのが1つの持たせても良いかなという区切りになっています。
  • スマホを持っている親とスマホを持っていない親では、そこまで持たせてよいという時期に関して差は無いようです。
  • 1番多いのは「高校生から」で45%。しかし、2番目で多いのは「持たせたくない」の19%とになっています。まだ全体の2割は(高校生以上であったとしても)持たせたくないと思っているようですね。
  • 防犯面で小学生から持たせる親が増えているとニュースでは言われているものの、この調査結果を見る限りでは小学生から持たせるのは10%未満となっています。

※以下の参考データは、2014年10月10日時点に公開されたものになります。

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1位 「高校生」 33%
2位 「中学1年生」 26%
3位 「子供は持つ必要はない」 15%

小学校低学年のうちは防犯が主な目的で、高学年になるにつれて塾通いに伴う連絡手段が目的となる傾向がうかがえました。

「中学生」の選択肢で1番選ばれたのは「中学1年生」。
塾通いの連絡手段に加え、「部活」が始まることが理由に上がっていました。

「持たせてもいい派」全体を通して多く見られたのは、「分別がつくようになってから」という声。
それがいつなのかはママによって意見が分かれ、「小学4年生」という人もいれば、「高校生」という人もいました。

引用:ハピママ

考察

  • 別の調査結果になりますが、全体的な構成(割合)は1つ目の調査結果とほぼ同じです。
  • 小さいころに持たせたい理由は「防犯」、大きくなってくると「塾」としての連絡手段を目的として持たせたいケースが多いようです。

子供(小中学生)のスマホの所持状況

※以下の参考データは、2014年7月11日時点に公開されたものになります。

小学生から中学生の子供がいる20歳~59歳の男女に対して「小中学生の教育とコミュニケーションに関する保護者調査」を行いました。

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引用:iPhone Mania

考察

  • 小中学生のスマホの所持率は約15%とのことです。親の意識調査の結果と同じく、実態に関しても小中学生での所持率はそこまでは高くないと見て良いでしょうか。

子供にスマホを持たせた理由

以下は、(実際に子供がどう使っているかとは別に)親が子供にスマホを持たせた理由に関する参考データです。

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※図1:2012年10月株式会社サーベイリサーチセンター調べ「子供の携帯電話の利用について(第9回)」より

引用:子どものケータイ・スマホの利用実態

考察

  • 全体の約8割が連絡用(緊急時が約6割、塾などの帰宅時連絡用が約2割)を意図してスマホを持たせたようです。

子供のスマホの利用内容

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引用:子どものケータイ・スマホの利用実態

考察

  • 大半がSNS(特にLINE)などのアプリかゲーム・音楽が主な利用内容となっていますね。
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スマホの特性やメリット・デメリット(リスク)を整理

プロフィール(当メディアの運営者 兼 筆者)

保育園協会の園長から「ITで保育業界を変えたい」と相談を受け、保育士と協力し合い、保育以外の業務を自動化し、保育士が保育に専念できる環境を創り上げる。

そして、保育の現場で子ども達の個性=無限の可能性を育む環境に関る中で、大人社会でも同様のことはできないかと考え始めたところ、「こどもも大人も凸凹(違い)を認め合える社会」の実現を目指すNPO法人オトナノセナカに出会い参画する。

現在はNPO活動と並行して、フリーランスエンジニアとして自分が得意とする「IT」x「教育」x「子育て」の分野を中心に活動を開始する。様々な人がお互いを認めて高め合い、創造性が渦巻く楽しい世界を目指して。

プログラミングレッスン・教室、IT研修・教育、ITコンサル・マーケティング、IT(技術)相談・支援、システム開発(WEB・スマホ)、保育園IT化、子ども・子育て関連事業など